
長屋門公園|横浜市瀬谷区で古民家と昔の農村風景を楽しめる歴史公園
長屋門公園|横浜市瀬谷区で古民家と昔の農村風景を楽しめる歴史公園
横浜市瀬谷区阿久和東にある「長屋門公園」は、 茅葺き屋根の古民家や長屋門、雑木林、竹林などが残る歴史公園です。
一般的な公園のように遊具を中心に楽しむ場所とは少し違い、 昔の横浜の農村風景や暮らしを身近に感じられるのが大きな特徴です。
公園の広さは約3.5ha。園内には古民家をはじめ、雑木林や竹林、池、畑などがあり、 横浜市内にいながら、どこか昔に戻ったような景色を見ることができます。
今回は、瀬谷区の長屋門公園について、古民家や長屋門の歴史、 園内の自然、アクセスなどをご紹介します。
長屋門公園とは?

長屋門公園は、横浜市瀬谷区阿久和東一丁目にある歴史公園です。湧水や流れ、雑木林、茅葺きの古民家や長屋門などが残されており、 瀬谷・阿久和地域の昔ながらの風土を現在に伝えています。
現在では住宅地が広がる瀬谷区ですが、かつてこの地域には農地や雑木林が広がり、 自然とともに暮らす農村の生活がありました。
大きな広場や遊具で遊ぶ公園というより、 「見る・歩く・歴史を感じる」ことを楽しめる公園です。
明治20年に建てられた「旧大岡家長屋門」
公園の名前にもなっている長屋門は、「旧大岡家長屋門」です。この長屋門は1887年(明治20年)に建築されたもので、 長年この地域で親しまれてきました。
1990年(平成2年)には歴史的建造物として登録され、 その後横浜市へ寄贈され、公園の一部として保存・活用されています。
長屋門とは、大きな農家や旧家などで見られた門の形式で、 門の左右に部屋などを設けた建物です。現在の横浜市内では、このような立派な長屋門を身近に見る機会は少なくなっています。 住宅街の中を歩いていて突然昔ながらの長屋門が現れる景色は、 長屋門公園ならではといえるでしょう。
茅葺き屋根の古民家も見学できる

長屋門公園のもう一つの大きな見どころが、 茅葺き屋根の古民家です。この古民家は、もともと横浜市泉区和泉町にあった安西家の主屋で、 1990年(平成2年)に横浜市へ寄贈されました。
その後、建物を調査・解体したうえで長屋門公園へ移築し、 復元修理を行って1992年(平成4年)に完成しています。
園内には母屋のほか、表門、文庫蔵、穀蔵などがあり、 昔の農家の暮らしをイメージしやすい造りになっています。
茅葺き屋根や木造の建物、昔ながらの室内を見ることで、 写真や教科書だけでは分かりにくい昔の暮らしを実際に感じられます。
雑木林や竹林など自然も残る公園

長屋門公園の魅力は、歴史的な建物だけではありません。園内には雑木林や竹林、池、畑などが残されており、 自然の中をゆっくり散策できます。
特に長屋門や古民家と周囲の緑が一体となった景色は、 住宅が多い横浜市内では貴重です。季節によって木々や草花の表情も変わるため、 訪れる時期によって違った雰囲気を楽しめます。
大きなレジャー施設ではありませんが、 親子でゆっくり歩いたり、古民家を見たりしながら過ごすにはぴったりの場所です。
地域の行事や子どもたちの学習にも使われている

長屋門公園は、歴史的建造物を保存しているだけの施設ではありません。
地域の人たちによって長く管理・運営され、 ひなまつりや七夕など季節に合わせた催しや、 小学校の校外学習などにも利用されています。
公園の整備段階から地域住民が参加し、 開園後も市民団体やボランティアによる活動が続けられてきました。
「昔の建物を見る場所」というだけでなく、 地域の歴史や文化を次の世代へ伝えていく場所 になっているところも長屋門公園の特徴です。
子どもと一緒に行くならどんな公園?
長屋門公園は、大型遊具やアスレチックを目的に遊びに行く公園とは少しタイプが違います。その代わり、古民家を見たり、竹林や雑木林を歩いたり、 「昔の家はこんな造りだったんだね」と親子で話しながら楽しめます。
特に小学生くらいになると、昔の暮らしや地域の歴史について触れる機会も増えてくるため、 実際の建物を見ることでより興味を持ちやすいでしょう。
静かな環境なので、小さなお子さんと自然の中を散歩したいときにも利用しやすい場所です。
長屋門公園へのアクセス

長屋門公園の所在地は、 横浜市瀬谷区阿久和東1丁目17です。最寄り駅は相鉄本線「三ツ境」駅で、駅から徒歩約18分です。
三ツ境駅からバスを利用する場合は、戸塚駅東口方面のバスを利用し、 「上阿久和」バス停から徒歩約5分です。
長屋門公園には専用駐車場がありません。 車で訪れる場合は、周辺の駐車場などを事前に確認しておくと安心です。
長屋門公園の基本情報
| 所在地 | 横浜市瀬谷区阿久和東1丁目17 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 相鉄本線「三ツ境」駅 |
| 徒歩 | 三ツ境駅から約18分 |
| バス | 「上阿久和」バス停から徒歩約5分 |
| 開館時間 | 午前9時~午後5時 |
| 休園・休館日 | 第2・第4水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
| 入園・入館料 | 無料 |
| 駐車場 | なし |
※開館時間・休園日・イベントなどは変更される場合があります。訪問前に最新情報をご確認ください。
長屋門公園周辺は自然と住宅地が共存するエリア
長屋門公園がある阿久和東周辺は、三ツ境駅から少し離れた住宅地です。
横浜市内でも駅前のように商業施設が密集した雰囲気とは異なり、 住宅地の中に緑が残っています。
長屋門公園のように地域の歴史や自然を残した場所が身近にあることは、 このエリアならではの特徴のひとつです。
新築戸建てを探す際には、駅までの距離や買い物環境だけでなく、 休日に子どもと歩ける場所や、地域にどのような公園・自然があるかも実際の暮らしに関わってきます。
阿久和や三ツ境周辺で住宅を検討している方は、 物件を見る際に長屋門公園周辺まで歩いてみると、 街の雰囲気がより分かりやすいと思います。
まとめ
長屋門公園は、横浜市瀬谷区で昔の農村風景や暮らしを感じられる歴史公園です。
明治20年築の旧大岡家長屋門や茅葺き屋根の古民家、 雑木林、竹林などが残されており、 現在の横浜の住宅街とは違った景色を楽しめます。
大型遊具で遊ぶ公園とは少し違いますが、 親子で古民家を見学したり、自然の中を散策したり、 瀬谷・阿久和の歴史に触れたりできる貴重な場所です。
阿久和・三ツ境周辺を訪れた際には、 一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
