仲介会社が新築一戸建てをなぜ販売?

梅澤 英孝

筆者 梅澤 英孝

不動産キャリア19年

あなたに「この住まいを買って本当によかった」と言って頂きたい!

仲介会社が新築一戸建てをなぜ販売?


仲介会社に販売してもらったほうが、コストを抑えて効率的に販売できるからです。 新築物件を販売するためには、買主への接客や提案をおこなう営業マンが必要になりますが、その営業マンを雇って育成するのにもコストがかかります。

以前は自社で営業マンを抱えて直販をおこなう売主もいましたが、現在では営業マンを雇わずに新築一戸建ての企画に専念する売主が多くなっています。 そこで営業マンを多く抱える仲介会社に販売してもらうことで、人件費を抑えて合理的な経営をおこなっているのです。

また売主による直販だと販路も限られてしまい、買主がなかなか見つからないことも考えられます。 しかし仲介にすることで、レインズをとおしてさまざまな仲介会社に取り扱ってもらえるようになるため、早期売却の可能性が高くなります。

 以上のような理由から、現在では新築一戸建てでも仲介での販売が一般的になっているのです。