自営業者は住宅ローンが難しいですか?

自営業者は住宅ローンが難しいですか?


そんなことはありません。  自営業者の場合、きちんと確定申告さえしていれば、金融機関は過去3年の申告の平均年収から判断してくれます。なかには直近の申告額で判断してくれるところもあるようです。

 ただし、少なめに申告して税金対策をしている方は収入不足でローンが厳しい場合があります。住宅を購入すると決めたら、3年間はきちんと申告するべきです。

金融機関は、確定申告の『所得金額』の欄をみます。所得とは、収入から経費を差し引いた金額のことです。自営業を行うには必ず経費がかかりますが、この金額が多すぎると当然記載する所得も少なくなり、住宅ローンの審査に通りにくくなってしまいます。

しかし、金融機関によっては以下の点を経費に含めないところもあるのです。・減価償却費・支払地代・専従者給与・青色申告特別控除この4つの項目を経費に含めず収入として計算するため、結果として所得を増やすことができます。

もし民間金融機関の審査が難しい場合には、「フラット35」という住宅ローンがあります。一度仲介業者に相談して当たってみるべきです。