
いずみ野駅はどんな街?計画的につくられた住宅街と「農」が身近にある暮らし
いずみ野駅はどんな街?計画的につくられた住宅街と「農」が身近にある暮らし
横浜市泉区にある「いずみ野駅」は、相鉄いずみ野線の駅です。駅前にはスーパーなどの買い物施設があり、横浜市泉図書館も徒歩圏内。 一方で、駅周辺の住宅地を抜けると畑や農地が見られます。
いずみ野の特徴は、単に「自然が多い郊外の駅」ということではありません。
実はいずみ野駅周辺は、相鉄によって駅を中心に計画的に開発された大規模な住宅地です。
そして現在も、駅前の再整備や沿線のまちづくりが続けられています。
今回は、新築戸建てを探している方に向けて、いずみ野駅の街の成り立ちや生活環境、住宅地としての特徴をご紹介します。
いずみ野駅は相鉄いずみ野線の主要駅

いずみ野駅は、相鉄いずみ野線の「いずみ中央駅」と「弥生台駅」の間にあります。
相鉄いずみ野線は二俣川駅から湘南台駅までを結ぶ路線で、二俣川駅から横浜駅方面へアクセスできます。
また、相鉄・東急直通線の開業によって、東京都心方面へのアクセス方法も増えました。
いずみ野駅には特急や快速なども停車するため、泉区内で住宅を探しながら、横浜方面や東京都心方面へ通勤する方にも検討しやすい駅です。
いずみ野は駅を中心につくられた大規模住宅地

いずみ野駅周辺を知るうえで、まず知っておきたいのが街の成り立ちです。「いずみ野住宅地」は、相鉄によって1970年代に開発された大規模住宅地です。
開発面積は約42.3万㎡
計画戸数は約1,800戸
単に住宅を大量に建てたのではなく、駅を中心として住宅地だけでなく、商業施設、小中学校、公園などを配置し、一つの街として計画的に整備されました。
そのため、昔からある細い道路に住宅が少しずつ増えていった地域とは、街のつくられ方が異なります。
駅を降りて周辺を歩いてみると、駅前に生活施設があり、その周囲に住宅街が広がっているという構成が分かります。
「駅と住宅地を一体としてつくった街」
これが、いずみ野の大きな特徴です。
低層住宅を中心とした落ち着いた街並み
いずみ野住宅地には、戸建てを中心とした住宅街が広がっています。横浜市の中心部では、土地を有効活用するために3階建て住宅やマンション、店舗などが混在する地域も少なくありません。
いずみ野駅周辺では、駅前を離れると低層住宅を中心とした街並みが見られます。これは、計画的に住宅地として開発されてきた歴史とも関係しています。
もちろん、いずみ野駅周辺すべてが同じ用途地域というわけではありません。
新築戸建てを購入する場合には、物件ごとに用途地域や建ぺい率、容積率、高さ制限などを確認する必要があります。
ただ、街全体を見たときに、戸建て住宅地としての雰囲気を感じやすいことは、いずみ野の特徴の一つでしょう。
1970年代につくられた街を今も更新している
いずみ野が面白いのは、昔につくられたニュータウンがそのまま残っているだけではないところです。
いずみ野駅北口では駅前の再整備が行われ、2014年に「相鉄ライフ いずみ野」が開業しました。
さらにその後、駅前にはカインズを核とした商業施設も整備されています。
つまり、1970年代につくられた住宅地を、現在の生活スタイルに合わせながら更新している街でもあります。
横浜市と相鉄グループでは、いずみ野線沿線で「次代のまちづくり」に取り組んでいます。
人口減少や住民の高齢化など、郊外住宅地が抱える課題に対応しながら、若い世代や子育て世帯にも選ばれる街を目指しています。
新しい街をゼロからつくるのではなく、
「成熟した住宅地を次の世代へつないでいく」
という考え方の街です。
駅前には日常の買い物施設がそろう

いずみ野駅前には「相鉄ライフ いずみ野」があります。スーパーのそうてつローゼンをはじめ、日常生活で利用できる店舗が集まっています。
戸建て住宅地の場合、駅から自宅までの間にスーパーがあるかどうかは生活のしやすさに大きく影響します。
いずみ野では駅前で食料品などを購入できるため、電車通勤の方なら仕事帰りに買い物をして帰ることもできます。
巨大な商業施設がある街ではありませんが、「普段使いの買い物施設が駅前にある」という生活しやすさがあります。
駅の近くに横浜市泉図書館

いずみ野駅北口から歩いて数分の場所には「横浜市泉図書館」があります。駅前に市立図書館があるというのも、いずみ野の特徴です。
小さなお子さんのいる家庭なら絵本を借りたり、学生なら学習に利用したりと、身近な公共施設として利用できます。
住宅を購入すると、その地域で長く生活することになります。
- 図書館
- 学校
- 公園
- 行政・福祉施設
スーパーやコンビニだけでなく、こうした施設が身近にあるかどうかも、街選びでは確認しておきたいところです。
住宅街のすぐ近くに「農」がある

そして、いずみ野を語るうえで外せないのが「農」です。泉区は横浜市内でも農業が盛んな地域で、いずみ野駅周辺でも住宅地の近くに畑や農地を見ることができます。
これは横浜駅に近い住宅地とは大きく異なる景色です。横浜市というと、「港」「みなとみらい」「都会」といったイメージが強いかもしれません。
しかし泉区まで来ると、横浜市内でありながら農地の残る風景があります。いずみ野駅前では、地元で採れた農産物が販売されることもあり、地域の農業を身近に感じられます。
単に「緑が多い」のではなく、住宅街と農地が近い距離にある。
これが、いずみ野ならではの住環境です。
公園や緑を取り入れて計画された住宅地
いずみ野住宅地は、開発当初から公園や緑地を取り入れて計画されています。
住宅だけを並べるのではなく、公園を設けたり、道路沿いに植栽を配置したりすることで、住宅地としての環境を整えてきました。
そのため、いずみ野を現地で見る際には、建物だけを見るのではなく、次のような点も確認してみるといいでしょう。
- 道路の広さ
- 住宅の配置
- 公園との距離
- 街路樹や緑
- 住宅街全体の雰囲気
新築戸建ては建物だけを購入するものではありません。その周辺環境も含めて、これから長く生活する場所を選ぶことになります。
新築戸建てを探すなら「街並み」まで比べてほしい
いずみ野駅周辺で新築戸建てを検討する場合、物件価格や駅距離だけではなく、街並みそのものを他の駅と比較してみることをおすすめします。
例えば同じ相鉄線でも、街の成り立ちによって住宅地の雰囲気は大きく異なります。
- 横浜駅に近い住宅密集地
- 新しく開発された住宅地
- 昔からある住宅地
- 農地の残る住宅地
いずみ野は、
「計画的につくられた住宅地」と「横浜の農」が隣り合っている街
という特徴があります。
ここが、ほかの駅との大きな違いです。
駅前だけを見て判断するのではなく、一度住宅街まで歩いてみると、いずみ野という街の特徴がより分かりやすいでしょう。
いずみ野駅はこんな方におすすめ
- 横浜市内で戸建て中心の落ち着いた住宅街に住みたい方
- 駅前に普段使いの買い物施設が欲しい方
- 計画的に整備された住宅街を好む方
- 畑や農地が身近にある環境を好む方
- 横浜方面や東京都心方面への通勤を考えている方
一方で、横浜駅周辺のように大型商業施設や飲食店が数多くある街ではありません。
「何でも駅前にそろう便利さ」を求めるのか、それとも「住宅地としての落ち着き」を重視するのか。
このあたりは実際に現地を見て比較してみることが大切です。
まとめ
いずみ野駅は、相鉄によって1970年代から計画的に開発された住宅地を中心とする街です。
駅を中心に住宅、学校、公園、商業施設などが整備され、現在も駅前の再整備や沿線のまちづくりが続いています。
さらに、住宅街の近くには畑や農地が残り、横浜市内でありながら「農」を身近に感じられることも大きな特徴です。
計画的につくられた住宅街と、農のある横浜らしい郊外環境。
新築戸建てを探している方には、物件だけでなく、ぜひ街並みまで見てほしいのがいずみ野駅周辺です。
