道路より敷地が下がっている場合

不動産購入コラム

株式会社 このみ

筆者 株式会社 このみ


道路より地盤が下がっている場合、

一番問題となるのが排水のルートです。

汚水・雑排水などの生活排水はポンプUPして道路側の

公共排水管へ排水することも出来ますが、

地盤の雨水排水は大量となります。


住宅規模ではちょっと負担の大きな設備となります。
また、行政により雨水のポンプUP排水を認めない地域もあります。


(事前確認が必要)大抵の場合、地盤の低い隣地を通過し、

勾配下の道路にある排水管へ接続します。

しかし、排水管が通過する隣地の了解を得なければなりません。


・メリット


1.北側道路の場合、道路斜線・北側からの高度斜線の影響を受けにくい。

  北側の屋根のデザイン等、自由度を増し階高や天井の高い家が可能です。


2.上下方向の計画の自由度が高いこと。建物の中腹にアプローチするため、

  どこにどんな機能を配置しても成り立ちやすく、計画の幅が広くなります。


3.おそらく日当りが良いこと。景色が良いこと。

  たいていの場合丘陵地であり、地盤が良いこと。


4.土地代が相場よりややお得です。


・デメリット


1.排水ルートの事前確認が必要。

2.駐車場を設ける場合、鉄骨造またはRC造が前提となる。

  この点はコストに影響します。

3.既存擁壁の安全確認が必要。

  宅地造成法を担当する行政へ事前協議が必要。

4.もとの宅地が、斜面地を造成した土地の場合、

  敷地地盤も一部盛り土の可能性があります。 

  地盤調査の上、基礎の築造について検討が必要です。


道路より下がっている土地は購入する前に

確認するべき点がいくつかあります。

ご契約前に一度ご相談下さい。


いつもご一読ありがとうございます!!


相鉄沿線の住い探しを


「スムーズに」「より安く」「より安心」をお約束する


住宅購入アドバイザー  梅澤 英孝


横浜市西区岡野1丁目16-14梅沢ビル3階

株式会社このみ

TEL  045-594-6613

FAX  045-594-6613

info@konomi-yokohama.co.jp



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