夢のマイホーム!現金一括購入と住宅ローン購入、結局どちらがお得?
夢のマイホーム購入を計画するとき、手元に現金があれば「現金一括購入が絶対お得!」と思い込んでいませんか?
もちろん現金で購入すれば、借入利息がかからないという明確なメリットがありますよね。
でも現金一括購入と住宅ローン購入の違いは、それほど単純ではありません。
今回は、それぞれのメリット・デメリットを整理して徹底比較!
どちらがお得に購入できるか、自身の状況と照らし合わせて確認してみてくださいね。
現金一括と住宅ローンのお得度とメリット・デメリットを比較〜現金一括編
まず、現金一括購入のメリット・デメリットを見てみましょう。
●メリット
・借入利息や住宅ローン契約のための事務手数料や保証料、保険料が必要ない
・住宅ローン契約に伴うさまざまな手続きや書類作成の手間がない
●デメリット
・手元にある現金が大幅に減る
・住宅ローン控除の対象にならない
現金一括と住宅ローンのお得度とメリット・デメリットを比較〜住宅ローン編
次に、住宅ローン購入のメリット・デメリットを見てみましょう。
●メリット
・現金を手元に残しながら家が持てる
・団体信用生命保険に加入することで安心感がある
●デメリット
・借入利息やローン契約に伴う費用が必要になる
・住宅ローンの申し込みや書類の作成などの手間がかかる
ズバリ!現金一括購入と住宅ローン購入の費用総額からお得度を比較!!
上記のようなメリット・デメリットを踏まえ、具体的な支払総額を見てみましょう。
現金一括と住宅ローンの費用総額は、どれくらい変わってくるのでしょうか?
ここでは3,000万円の住宅を現金一括購入した場合と、頭金500万円・住信SBIネット銀行の住宅ローン2,500万円の場合で試算してみましょう。
住宅ローンで元金以外に必要となる諸費用の内訳は、以下の通り。
●借入利息(変動利息0.52%で計算)2,349,140円
●事務手数料(2.16%で計算)540,000円
●住宅ローン保証料・団体信用生命保険料(住信SBIネット銀行の場合は不要)0円
※借入期間35年間・元利均等・ボーナス返済なし・金利の変動なしの場合
上記の金額は金利が低く特典のあるネット銀行を使用することで支出を抑えた例ですが、合計すると元金以外の支出額は約289万円となります。
さらに住宅ローン控除や住まい給付金の還付を受ければ年収450万円で200万円以上の減税が見込めるため、その差額は35年間で70万円前後となります。
まとめ
いかがでしょうか?
実際に計算してみると、現金一括購入と住宅ローン購入の支払い差額は思いのほか少ないことが分かりました。
例え現金で支払える状況にあっても「現金を手元に残したい!」「団信による保証を付帯したい!」など、自身の状況と希望によって住宅ローンを検討するのも賢い選択かもしれませんよ。
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また、不動産購入に関するご質問も承っておりますので、お気軽に当社までご相談ください。