住宅購入におけるミックスローン!そのメリット・デメリットとは?

住宅ローンコラム

梅澤 英孝

筆者 梅澤 英孝

不動産キャリア21年

これまでの経験を活かして、より良いサービスを提供するよう心がけております。大切な資産である不動産を信頼してお任せいただき、安心して手続きを進めていただけるようサポートいたします。

住宅ローンの借入にはミックスローンという方法があり、一人で2つのローンを組めます。

 

金利タイプや比率を自由に組み合わせられるので、柔軟な金融プランを組めるのが特徴的です。

 

ミックスローンのメリットデメリットについてご紹介しますので、借り入れ方法を検討中ならぜひ参考にしてくださいね。


住宅購入におけるミックスローン!そのメリット・デメリットとは?


住宅購入におけるミックスローンのメリット3選

 


住宅購入におけるミックスローンのメリット3つを順にみていきましょう。

 

・ライフプランに合わせた借り入れ

・固定金利より総返済額が小さい

・金利上昇へのリスク回避

 

変動金利と固定金利を組み合わせられるので、ライフプランに合わせた借り入れができます。

 

子どもの進学など、大きく家計の変化するタイミングを見据えた家計管理をできるでしょう。

 

また、状況によっては、全期間固定金利の商品より総返済額が少なくなるかもしれません。

 

変動金利は固定金利の商品より金利が低いので、変動金利タイプを長く設定して金利の上昇がなければ、固定金利で返済するより経済的な負担を軽減できますよ。

 

金利上昇による返済リスクを軽減できるのも魅力的なメリットです。

 

固定金利で金利上昇への保険をかけられるので、利息を減らしつつ安心感を担保できるでしょう。

 

住宅購入におけるミックスローンのデメリット3選



住宅購入におけるミックスローンのデメリットについても、3つみていきます。

 

・各金利タイプのメリットが薄まる

・諸費用が倍になる

・契約できる金融機関は1

 

金利タイプや返済期間の組み合わせによって、リスクを分散して借り入れできる分、おのおののメリットが薄まってしまいます。

 

新型コロナウイルスによる社会情勢の悪化により、金利の上昇は考えにくいですが、注意が必要でしょう。

 

また、金融機関によってはミックスローンを2つの契約として扱う場合があります。

 

契約が2つになるともちろん諸経費も2つになり、2倍のコストがかかるデメリットが生じます。

 

購入する住宅に対して抵当権を設定するので、複数の金融機関での契約ができません。

 

抵当権は複数の銀行による設定ができないためです。

 

変動金利と固定金利の良いとこどりは不可能なので、どの金融機関が総合的にお得になるのか、しっかり試算してくださいね。

 

住宅購入におけるミックスローン!そのメリット・デメリットとは?


まとめ

 

住宅の購入でミックスローンを検討するのであれば、メリットデメリットをしっかり把握しておきましょう。

 

ライフプランを具体的に想像し、家計に適した商品を専門家に相談しながら検討してくださいね!

 

私たちコノミハウジングでは、横浜市保土ケ谷区の一戸建て物件をご紹介しております。

ご希望に沿ったマイホーム購入ができるようサポート致しますので、お気軽にご相談ください

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