共働き夫婦の住宅購入・ライフプランと一緒に検討すべきこと【前編】
マイホーム購入を考える時、まず物件選びから始める方が多いと思います。
「どんな街に住もうか」「間取りはどうしよう」などと2人で考えている時は、心がうきうきして楽しいですよね。
しかし、共働き夫婦であれば、まず考えておきたいことがあります。
今回は、共働き夫婦の住宅購入で考えるべき事を前編・後編に分けてご紹介致します。
共働き夫婦の住宅購入・将来の子どもや仕事はどうする
子どもが生まれた後も奥様がそのまま仕事を続けるのか、専業主婦となって子育てに専念するのか、パートで短時間だけ働くのかによって毎月の返済額も変わってくるでしょう。
また、子どもが何人欲しいかで間取り選びも変わり、家の予算も大きく変わってきます。
そのため、家の条件や予算を決める前に、2人でライフプランの十分な話し合いが必要です。
中にはマイホーム購入の話し合いを重ねるうちに、「利便性の良いエリアで家を購入したいから、ローン返済のために出産後も共働きで頑張ろう」など、将来のビジョンが明確になる場合もあります。
共働き夫婦の住宅購入・家計の見直しを
共働き夫婦はそれぞれに収入があるので、財布を別々にしているご家庭が多いようです。
そのため、家計がきちんと把握できていないことも。
また、収入も多いので何かと浪費しやすいものです。
マイホーム購入を機に夫婦の財布を一つにして、住居費や生活費、将来の教育費はご主人、奥様の収入は貯蓄に回すなど、家計を見直してみましょう。
見直しする中で月々の返済はいくらくらいが妥当かを考えます。
以前のコラムでは、共働き夫婦が利用できる「ペアローン」についてご紹介しました。
「ペアローン」では夫婦それぞれがローンを借りることで借入額を大きくすることができ、マイホームの予算を増やせるので物件の選択肢も広がります。
しかし、今は共働きと言えども、奥様が出産により退職する場合もあるでしょう。
そのため最初から「ペアローン」のみを検討するのではなく、まずはご主人1人の収入でローンの返済シュミレーションをしてみたほうが安心です。
なお、ご主人だけでローンを組む場合、奥様が頭金を出すならその額に応じて名義を奥様にしておきましょう。
家の名義をご主人だけにしておくと、頭金分が奥様からご主人への贈与と判断されて、課税対象となる可能性があるからです。
共働き夫婦の住宅購入・購入のタイミングは
マイホームを購入するのは、子どもが生まれる前と後ではどちらが良いのでしょうか。
奥様が出産してからマイホームを購入すると、物件の立地や広さ、間取りなどの条件が明確になりやすいでしょう。
「子どもを通わせたい小学校の学区内で」「子どもが2人いるので、それぞれに個室を持たせたい」などの条件から考えていけば、物件を選ぶ際の優先順位がはっきりしてきます。
一方で、子が生まれる前の若いうちにマイホーム購入するメリットは、ローンが長期で組めること、貯蓄がしやすいので繰り上げ返済を早期にして早いうちにローン返済の負担を減らし、将来の教育費に備えられる点があります。
ライフプランの話し合いの中で、いつが住宅購入のタイミングなのかを見極めましょう。
おわりに
今回は、共働き夫婦のマンション購入で考えておきたいライフプラン「子ども・仕事・家計」などについてご紹介しました。
後編では、ライフプラン「住み替え・資金援助」などについて考えてみます。
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