橘中学校は伝統から新たなものを創造し万が一に備えて地域と連携する学校

保土ヶ谷区の中学校情報

1977(昭和52)に開校した橘中学校は、岩崎中学校と保土ケ谷中学校から独立して創立した学校です。

1学年あたり6クラス・個別支援級4クラスの計22クラスがあり、生徒数も700名を超えているそうですよ。(※クラス数・生徒数は20174月時点の情報)

今回は、この橘中学校についてご紹介します。



みんなで協力して完成させた橘中学校の伝統


1977年の開校以来、様々な伝統行事を行っている橘中学校ですが、その中の一つに七夕の時期に作る『七夕飾り』があります。

大きな竹を飾って彩る七夕飾りは、毎年多くの生徒たちが楽しみにしている人気行事です。

 

そんな七夕飾りですが、今年は趣向を変えて巨大壁画にしたそう。

美術部の生徒が天の川を描き、川の中には生徒一人一人の願いを書いた『願い星』を貼り付けました。

壁画は計画してから完成まで1ヶ月ほどかかったそうですが、たくさんの願い星が浮かんだオリジナル天の川は、本物の天の川にも負けないくらいきれいで見事な作品となりました。

壁画のサイズは職員室前の壁一面を覆うほど大きなものだったので、制作中には様々な苦労があったことでしょう。

しかしその分、完成した壁画を見た瞬間の達成感や喜びもとても大きかったそうですよ。


既に七夕飾りは撤去されていますが、これまでの伝統を大切にしつつ、みんなで新たなことに挑戦し成功させたこの出来事は、橘中学校の生徒たちにとってかけがえのない経験となったことでしょう。


橘中学校の防災訓練は学校の枠を超える


地域と協力して防災訓練を行う橘中学校の生徒


全国の学校では、いつ起きるか分からない災害に備えて、定期的に防災訓練を行いますよね。橘中学校では、毎年夏休み明けに防災訓練を実施しています。

そしてこの防災訓練ですが、実は橘中学校以外の方も一緒に行っているんですよ。

 

橘中学校は、横浜型小中一貫教育を行う学校として今井・初音が丘・藤塚・仏向の4小学校と連携していて、訓練当日はこの4校も一緒に行います。

また地域の方々も一緒に参加し、橘中学校に避難所を開設する場合の注意事項などを確認したり、防災に関するDVD鑑賞も行っています。


災害の規模によっては、他の学校や地域の協力が必要になることだってあります。そのことを想定し、学校の枠を超えて防災訓練を行う橘中学校は、防災意識が高い学校と言えるでしょう。


まとめ


これまでの伝統から新しいアイディアを生みだしたり、万が一の時に備えて日頃から他の学校や地域との連携体制を整える橘中学校。

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