保土ケ谷区も通学区域になっている境木中学校はどんなところ?
政令指定都市として18の行政区がある横浜市は、学校がある区とは別の区も通学区域に指定されているケースもあります。
戸塚区平戸3丁目にある境木中学校もその一つで、ここには保土ケ谷区から通う子がたくさん在籍しています。
今回は、この境木中学校についてご紹介します。
保土ケ谷区から境木中学校に通える理由と学校教育目標
境木中学校は、昭和43年4月に横浜市立岩崎中学校の分校として設立されました。
学校の住所は横浜市戸塚区平戸3-48-2にですが、学校のそばを通る旧東海道から北側は保土ケ谷区なので、戸塚区外からの通学が可能なのです。
境木中学校では、『未来を心豊かにたくましく生き抜く真の「生きる力」を育む教育を推進します』という学校教育目標のもと、生徒の主体性などを育むことに力を入れているのが特徴です。
保土ケ谷区からも通える境木中学校の特色
境木中学校の特色は、以下のような点が挙げられます。
・地域の方との交流が盛ん
境木中学校では、近隣に住む方々との交流を盛んに行なっています。
たとえば、高齢者を対象とした食事会の準備を手伝ったり、「ケアサポート祭り」という地域のお祭りに茶道部と美術部が参加してお茶をふるまったり、フェイスペインティングを施したりと、楽しいひと時を過ごしました。
また、境木中学校生徒会が境木小学校と権太坂小学校へ赴いてあいさつ運動を行なったりと、小学生とも交流を図っています。
なお、境木小学校と権太坂小学校の通学区域は、境木中学校の通学区域でもありますよ。
・生徒がトラブルに遭わないように教えるサイバー関連教育の実施
幼い頃からインターネットが身近にあり、中学生になるとスマートフォンを持つ子も増える今の時代は、SNSがきっかけのトラブルも起きやすく、保護者の方としては心配が尽きないでしょう。
そのため境木中学校では、SNSでのやりとりが盛んになる夏休み前に「サイバー関連教育」を全学年で実施しました。
SNSでのいじめの事例や、SNSでの書き込みを通じたトラブルの具体例を交えながら、相手の気持ちになって発言することの重要さなどを学べる貴重な機会となっています。
なお、3年生のサイバー関連教育の講師は、神奈川県警のサイバー犯罪捜査課と連携している慶應義塾大学の研究室に所属する大学生だったそうです。
先生や警察の方などの大人より生徒たちと年齢が近いお兄さん・お姉さんが伝えることで、生徒たちも講話内容を受け入れやすく工夫している点が良いですね。
まとめ
いろいろな行事を通じて地域との交流を持つ境木中学校なら、充実した3年間が送れるでしょう。
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