住宅ローンを借りる年齢に注目!制限や平均は?
住宅ローンを借りる年齢は、マイホーム購入時期の目安になります。
何歳で申し込むかによって金額や審査に影響するので、融資の要件としては重要ポイントでしょう。
今回は、住宅ローンにおける年齢について借りる際の制限はあるのか、また借りる方の平均年齢はどのくらいなのかをご紹介します。
住宅ローンを借りる年齢の制限
ほとんどの金融機関では、住宅ローンを借りる方の年齢制限を設けており、その範囲はおおむね20歳~70歳までです。
低めだと申し込み時の年齢の上限を65歳に設定している金融機関もありますよ。
たとえば新生銀行やじぶん銀行、ソニー銀行などは、申し込み時に65歳までが有効です。
70歳以上では、みずほ銀行やイオン銀行などが71歳までに設定しています。
ただし、70歳未満であれば無条件で借り入れられるわけではありません。
大切なのは、完済時は何歳なのか、そしてローン返済まで安定して収入があるか否かがポイントになります。
いくら借りて何年で返済するのかを考慮し、何歳までの住宅ローン申し込みが適しているか計画するのが大切です。
反対に、完済時の年齢から借入額と返済期間を考える方法もあるでしょう。
一般的な住宅ローンの返済期間は35年といわれていますが、70歳で申し込むと、105歳まで返済が続く計算になります。
当然このような返済計画では、審査に通りません。
金融機関での審査は完済の可能性が低いとパスしませんので、借入額と返済期間に加え、年齢についても注意するようにしてくださいね。
住宅ローンを借りる年齢の平均
住宅ローンを借りる年齢の平均は、国土交通省「平成27年度 住宅市場動向調査」によると、新築戸建ての場合は39.3歳だったそうです。
新築分譲マンションなら41.6歳で、中古戸建てや中古マンションになると45歳前後になります。
晩婚化を背景に、購入時期も繰り上がっているようですが、45歳までには購入する傾向がよみとれます。
45歳で35年ローンを組むと、完済時は80歳です。
リタイヤがいくつになるのか、老後の資金をどうするのかなどを考慮して、完済時の年齢についてしっかり検討してくださいね。
高齢での住宅ローン申し込みでは、頭金をいかに多く用意できるかが重要になるかもしれません。
また、借り入れ時点の勤続年数は13年~17年が多いようです。
世帯年収は新築物件なら700万円前後、中古物件なら600万円前後になります。
ご自分の歳や収入と照らし合わせてみましょう。
まとめ
住宅ローンを借り入れる年齢には制限がありますが、制限内であればいくらでも借り入れできるわけではありません。
完済時の年齢が80歳に設定されている点も、忘れずに検討に加えましょう。無理のない返済計画で、素敵なマイホームを手に入れてくださいね!
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