どっちがいいの?新築・中古一戸建てそれぞれのメリット・デメリット
一戸建てのマイホーム購入を考えるとき、
「新築」と「中古」のどっちにするかを検討する必要があるでしょう。
日本では今まで、住宅購入といえば新しい住宅がメインでした。
しかし近年では、政府が中古住宅市場の活性化を支援しているため、中古住宅をマイホームの選択肢に入れる方が増えています。
では、実際に新しい戸建てと中古戸建て、購入するならどっちが良いのでしょうか。
今回は、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
新築・中古一戸建てのメリット・デメリット「新築」
メリット
・最新の間取りや設備で快適な生活
新しい戸建てには、太陽光発電システムや家庭用蓄電池等、最新の設備が設置されていることが多くなるため、省エネルギーで快適な生活が送れるでしょう。
・保証期間が長い
新しい住宅には売主に10年間の「瑕疵担保責任」が義務付けられており、引き渡しから10年間は、無償で柱や梁など主要構造部分の保証が受けられます。
・税制上の優遇がある
「住宅ローン控除」や「固定資産税の軽減」「登録免許税の軽減」など、築年数が経った物件購入と比較すると多くの点で優遇されます。
・維持費がかからない
新築戸建ては設備等も新しいので、故障しにくいでしょう。
また、高気密・高断熱や最新の設備が揃った戸建ては省エネなので、築古の物件よりもランニングコストがかかりません。
デメリット
・コストが高い
新築分譲一戸建ての平均購入価格は3,810万円、中古戸建てでは2,693万円(国土交通省の住宅市場動向調査2016年度より)となっており、新築購入の方が中古よりも1,117万円高くコストがかかります。
また、物件価格が高額なため、必然的に住宅ローンの借入期間が長くなります。
・人気のエリアで見付けにくい
駅徒歩圏内等の生活に便利な人気エリアには、すでに建物が密集しており、新しい一戸建てを建てられる土地は少ないでしょう。
そのため、新しい戸建てが建てられるのは郊外が中心です。
新築・中古一戸建てのメリット・デメリット「中古」
メリット
・何といっても価格の安さ
新築戸建てに比べて価格が安く、住宅ローンの負担が軽くなります。
また、売主が個人であった場合、価格に消費税は課税されません。
・その目で実際に確認できる
日当たりや風通しは、実際に建物が建ってみないと確認することはできません。
建物が既に完成しているので、中に入って実際に体感する事が出来ます。
・自分好みにカスタマイズできる
キッチンやバスルームなどの水回りをリフォームしたり、壁紙を好みのものに変えるなど、手を加えれば新しい住宅同様に生まれ変わらせることも可能です。
デメリット
・修繕費がかかる
築年数によっては現行の耐震基準を満たしていない場合もあるため、耐震補強工事が必要になるケースがあります。
また、古い物件ほど不具合が出やすいため、新築よりも維持費がかかります。
・住宅ローン審査が厳しい
金融機関にもよりますが、ローン審査が厳しい場合があります。
住宅ローンは土地と建物を担保にして借り入れるため、担保分のお金しか借入できません。
物件に借入希望額に満たない価値しかなければ、希望額よりも借入金額を下げられてしまう可能性があります。
・保証がない
中古の多くは個人間売買となるため、瑕疵担保責任の期間に制限があったり、または現状での引渡しで保証期間が無いといったことがあるため、購入前には入念な物件チェックが必要です。
おわりに
新築・中古の一戸建て購入にはそれぞれにメリット・デメリットがあります。
それらをよく検討したうえで、どっちがご自身にあったマイホームかを選択してください。
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