住宅ローン控除とは?2018年の控除額はいくらなの?
住宅の購入や新築・増改築をした際は、住宅ローンを組む事が一般的ですよね。
この住宅ローンですが、一定の要件を満たせば10年もの間「住宅ローン控除」を受ける事が出来るんです。
そこで今回は、住宅ローン控除や2018年の控除額についてお話します。
2018年の住宅ローン控除①:住宅ローン控除とは?
住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用してマイホームを購入した際に、ローンの一部を所得税や住民税から控除する減税制度です。
借入額や納税額、購入した住宅の仕様でも控除額は変わり、住宅ローン控除を受ける為には様々な要件をクリアする必要があります。
返済期間が10年以上という事や、親戚や親からの借り入れは適用されないなどの他にも、
新築や中古・リフォームなどで適用条件は変わるので、ご自身はどのケースに当てはまるのか確認しましょう。
2018年の住宅ローン控除②:2018年の控除額
住宅ローンの控除額は、これまで何度も適用期間の見直しや延長が繰り返されており、年によって大きく変わります。
近年では、2004年の税制改正で2008年までに延長されましたが、2009年度の税制改正で更に2013年まで延長され、消費税引き上げに伴う規模の拡大も行われました。
2014年4月から2021年12月までに一般住宅を購入、又は購入予定の方は10年間の控除期間中、毎年末のローン残高の1%が所得税から控除されます。
この場合、1年で最大40万円、10年間で400万円も控除されます。
つまり、2018年の住宅ローンの免除(控除)額はローン期間が10年以上であれば最大で400万円ということになります。
しかし最大控除が適用されるには、ローン残高が10年間で4000万円を超えている事や、年間の所得税と住民税で40万円を超えている必要があるので注意しましょう。
2018年の住宅ローン控除③:住宅ローン控除を受けるには
住宅ローンの控除を受けるには、要件を満たす事の他に、購入1年目に必ず確定申告をする必要があります。
マイホームを購入した翌年3月15日までに、必要書類を揃えて必ず税務署へ提出しましょう。
また、給与所得者の方は2年目以降年末調整で行う事も可能ですが、2ヶ所以上から給与支払いがある方や勤務先に知られたくない方は、毎年確定申告をする必要があります。
確定申告をする際に必要な書類は意外と多いので、早めに申告の準備をしておきましょう。
おわりに
いかがでしたか?
税負担が軽くなる事で、マイホーム購入を後押しする住宅ローン控除。
しかし控除を受けるには要件があるので、住宅購入前に要件に合致するか確認する事を忘れないで下さいね。
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