住宅ローン控除とは?2018年の控除額はいくらなの?

住宅ローンコラム

梅澤 英孝

筆者 梅澤 英孝

不動産キャリア21年

これまでの経験を活かして、より良いサービスを提供するよう心がけております。大切な資産である不動産を信頼してお任せいただき、安心して手続きを進めていただけるようサポートいたします。

住宅の購入や新築・増改築をした際は、住宅ローンを組む事が一般的ですよね。

この住宅ローンですが、一定の要件を満たせば10年もの間「住宅ローン控除」を受ける事が出来るんです。

そこで今回は、住宅ローン控除や2018年の控除額についてお話します。


2018年の住宅ローン控除①:住宅ローン控除とは?


住宅ローン控除について考える人


住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用してマイホームを購入した際に、ローンの一部を所得税や住民税から控除する減税制度です。

借入額や納税額、購入した住宅の仕様でも控除額は変わり、住宅ローン控除を受ける為には様々な要件をクリアする必要があります。

返済期間が10年以上という事や、親戚や親からの借り入れは適用されないなどの他にも、

新築や中古・リフォームなどで適用条件は変わるので、ご自身はどのケースに当てはまるのか確認しましょう。


2018年の住宅ローン控除②:2018年の控除額


住宅ローンの控除額は、これまで何度も適用期間の見直しや延長が繰り返されており、年によって大きく変わります。

近年では、2004年の税制改正で2008年までに延長されましたが、2009年度の税制改正で更に2013年まで延長され、消費税引き上げに伴う規模の拡大も行われました。

20144月から202112月までに一般住宅を購入、又は購入予定の方は10年間の控除期間中、毎年末のローン残高の1%が所得税から控除されます。

この場合、1年で最大40万円、10年間で400万円も控除されます。

つまり、2018年の住宅ローンの免除(控除)額はローン期間が10年以上であれば最大で400万円ということになります。

しかし最大控除が適用されるには、ローン残高が10年間で4000万円を超えている事や、年間の所得税と住民税で40万円を超えている必要があるので注意しましょう。


2018年の住宅ローン控除③:住宅ローン控除を受けるには


住宅ローン控除のための確定申告


住宅ローンの控除を受けるには、要件を満たす事の他に、購入1年目に必ず確定申告をする必要があります。

マイホームを購入した翌年315日までに、必要書類を揃えて必ず税務署へ提出しましょう。

また、給与所得者の方は2年目以降年末調整で行う事も可能ですが、2ヶ所以上から給与支払いがある方や勤務先に知られたくない方は、毎年確定申告をする必要があります。

確定申告をする際に必要な書類は意外と多いので、早めに申告の準備をしておきましょう。


おわりに


いかがでしたか?

税負担が軽くなる事で、マイホーム購入を後押しする住宅ローン控除。

しかし控除を受けるには要件があるので、住宅購入前に要件に合致するか確認する事を忘れないで下さいね。


私共横浜マンションライフでは、マイホーム購入をご検討されてる方におスメの物件を多数取り扱っています。

ファイナンシャルプランナーによる住宅ローンの相談も行っておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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