リフォーム費用をお得にする住宅ローンの方法とは

住宅ローンコラム

梅澤 英孝

筆者 梅澤 英孝

不動産キャリア21年

これまでの経験を活かして、より良いサービスを提供するよう心がけております。大切な資産である不動産を信頼してお任せいただき、安心して手続きを進めていただけるようサポートいたします。

中古住宅を購入した方で、リフォームを行うケースは多いです。

その際に、多くの方が金融機関で取り扱われているローンを利用しますが、最近はリフォームローンを利用される方も増えています。

今回は、リフォームローンを利用して施工費用をお得にする方法をご紹介します。

 

リフォームの住宅ローンについて


リフォームに必要な住宅ローン リフォームローンとは?


マイホームに関するローンというと、購入の際に借り入れる住宅ローンを思い浮かべる方も多いでしょう。

リフォームローンは住宅ローンの一種で、その名の通りリフォームを目的とした方向けに作られたものです。

 

住宅ローンとリフォームローンの違いには、有担保か無担保かという点があります。

住宅ローンは有担保で、借入時には抵当権の設定が必要になります。

抵当権とは、万が一返済が不可能となった場合に、土地や建物などを担保にして返済してもらう権利を意味します。

 

一方、リフォームローンは無担保なので、抵当権の設定がいりません。

それぞれの違いをしっかり把握しておきましょう。

 

リフォームの住宅ローンを借り入れる条件


リフォームで住宅ローンを借り入れる時の条件とは


リフォームで住宅ローンを借り入れる場合、購入用の住宅ローンとは異なり、借入額が安く返済期間が短くなること、そして金利が高くなるという違いもあります。

そのため、中古住宅を購入される方の中には、リフォーム費用も含めて住宅ローンを申し込むケースもあります。

この方法は、借入金額が大きくなるものの、有担保の住宅ローンは金利が低く、また返済期間も長く設定できるため、返済の負担を軽減しやすいでしょう。

なお、購入+リフォームを目的として借り入れる場合は、以下の条件で申し込むことができます。

 

・借入可能金額(500万~5000万円程度)

・借入期間(最長35年)

 

デメリットとしては、金額が大きい分審査が厳しく、結果が出るまでに時間がかかってしまうことでしょう。

一方、無担保のリフォームローンの借り入れ条件は、主に以下のようになっています。

 

・借入可能金額(50万~500万円程度)

・借入期間(最長10年)

 

上記のように返済期間が短くなる分、返済負担も大きくなるため、1,000万円以上の費用が掛かるリフォームの場合などには適しません。


【関連記事】

住宅ローンが利用できないリノベーションとはどういうケース?


住宅購入コラム一覧

 

まとめ


住宅ローンを利用したリフォームについてまとめました。

リフォーム費用も含めて住宅ローンを申し込むことは、審査を同時に受けられたり、抵当権の設定や各種手続きなども一度で済む点がメリットと言えます。

これから住宅購入とリフォームを検討している方の参考になりましたら幸いです。

 

横浜マンションライフでは、保土ケ谷区の一戸建て購入のご相談も承っております。

リフォーム+購入の住宅ローンを利用する方へのアドバイスも行っていますので、是非ご相談ください。

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