マイホーム購入に欠かせない住宅ローン 組み方のポイントは?
マイホーム購入の際、多くの方が組む住宅ローン。
とても頼りになるものですが、借入額が大きい分、「ちゃんと最後まで返済できるだろうか?」と不安になる方も多いでしょう。
また、マイホーム購入の予算はどのくらいの額に設定したら良いのか、お金そのものの計画の立て方が分からず、迷う方も少なくありません。
今回は、マイホーム購入で失敗しないための、資金計画の立て方についてご紹介します。
ポイント① ライフプランニングを行う
失敗しない資金計画を立てるためには、まずライフプランニングを行いましょう。
人生はマイホームを購入した後も続き、返済し終えるまでの間にはお子さんの進学・ご自身の退職・親御さんの介護など、多額の出費が必要となるイベントが必ず発生します。
そんな時、ローンを返済しつつイベント用のお金も用意できるのか判断するために、ライフプランニングが必要なのです。
お子さんの進学・ご自身の退職・親御さんの介護などは、だいたいどのくらいの時期に起きるかどうか想定することができますよね。
これらのイベント発生目安時期や必要な金額を想定・可視化しておくことで、貯金からいくら頭金に充てられるのか、無理なく返済できる借入額はいくらくらいか判断しやすくなります。
もちろん、想定するお金はあくまで目安なので、1円単位まで計算する必要はありません。
ポイント② 毎月の返済負担がどのくらいになるのか比較する
一般的に、住宅ローンを借り入れた時の返済負担率は、年収の2割~2.5割(フラット35利用なら3.5割)まで抑えることが理想と言われています。
ただ、ここで注意しなければならないのが、この返済負担率には住宅ローン以外の借入も含まれていることです。
教育ローンやマイカーローンなども借りている方は、それも含めて計算しなくてはいけません。
また、家計の負担は住宅ローンの返済だけでなく、固定資産税や都市計画税、マンション購入者なら管理費や修繕積立金などの支払いもあります。
現在賃貸アパートやマンションに暮らしている方なら、マイホーム購入後は今以上に出費が多くなる可能性も否めません。
そのことも考慮すると、実際に適する返済負担率は家庭によって異なります。
適する返済負担率を考えるためには、現在の住まいにかかっているお金と購入後にかかるであろうお金をリスト化し、比較してみましょう。
予想より購入後の住居費が高くなっていたら、他に減らせる支出がないか、収入が増える見込みはあるか、購入予定の物件をもう少し安いものへ変えるかなどを検討しましょう。
ポイント③ 住宅ローンの完済時期は定年前に設定する
住宅ローンは借入額が大きい分、当然返済期間も長くなります。
ただ、会社勤めをしている現役時代は安定した収入があるものの、定年を迎えると一気に収入額が減ってしまいます。
貯金と年金を足しても、現役時代より収入が少ない方もいるでしょう。
そうなると、定年後に現役時代と同じような住宅ローン返済が厳しくなることは容易に想像できます。
そのため、住宅ローンはなるべく定年退職前に完済できるような計画を立てましょう。
金利は固定型か変動型か、ボーナス払いの有無、そして返済期間の長さなど、様々なパターンでシミュレーションを行い、一番無理なく定年前の完済を実現できるプランを選びます。
まとめ
借入額が大きい分、何をどのように考えて組めば良いのか迷ってしまう住宅ローンですが、一つ一つ手順を踏んで考えることで、資金計画で失敗する可能性を低くできます。
当社では、マイホーム購入のためのお金に関するご相談も承っております。
横浜市保土ケ谷区でマイホームを購入される方は、ぜひお問い合わせください。