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北側道路の新築戸建ては後悔する?メリット・デメリットと選び方を解説

不動産購入コラム

梅澤 英孝

筆者 梅澤 英孝

不動産キャリア22年

家探しは、物件だけでなく「誰と探すか」も大切です。不動産営業=“売る仕事”と思われがちですが、私にとっては“お客様の将来を一緒に考える仕事”です。お子さまの通学や生活動線、将来のライフプランまで、一緒に想像しながら最適な住まいをご提案しています。小さなご相談でも、どうぞ気軽にお声かけください。

北側道路の新築戸建ては後悔する?メリット・デメリットと選び方を解説

新築戸建てを探していると、「南道路は日当たりが良い」「北側道路は日当たりが悪い」と聞くことがあります。

確かに南道路は日当たりを確保しやすく、人気があるため、同じ分譲地でも北側道路より価格が高く設定されることがあります。

しかし、北側道路だから住みにくいとは限りません。

北側道路には、価格を抑えられることやプライバシーを確保しやすいなどのメリットもあります。

大切なのは、道路の方角だけではなく、実際の日当たりや間取り、周辺の建物まで確認して判断することです。

北側道路とは?

北側道路とは、敷地の北側が道路に接している住宅のことです。一般的には南側に道路がある「南道路」の方が日当たりを確保しやすいため人気があります。ただし、実際の日当たりは道路の方角だけで決まりません。

南側の建物との距離、建物の配置、窓の位置、LDKが1階か2階かなどによって、室内の明るさは大きく変わります。

北側道路の新築戸建てのメリット

南道路より価格が抑えられていることがある

同じ分譲地でも、南道路は人気があるため価格が高く設定され、北側道路の方が安く販売されていることがあります。

北側道路でも十分な日当たりが確保できるのであれば、価格を抑えて購入できることは大きなメリットです。

同じような広さや間取りなら、南道路との価格差にそれだけの価値があるのか比較してみるとよいでしょう。

プライバシーを確保しやすい

北側道路では、道路と反対側の南側にLDKを配置した間取りが多くあります。

道路からリビングが離れるため、通行人から室内が見えにくく、プライバシーを確保しやすくなります。

南道路は日当たりが良い反面、道路側に大きなリビング窓があり、外からの視線が気になる物件もあります。

北側道路なら、南側の日当たりを利用しながら落ち着いたLDKをつくりやすいというメリットがあります。

南側を居住スペースとして使いやすい

玄関や駐車スペースを北側に設け、南側にLDKや庭を配置できるのも北側道路の特徴です。

南側にある程度の空間が確保されていれば、明るいLDKになる物件もあります。

道路から離れた南側に庭を設けられる物件なら、お子さまを遊ばせたり、洗濯物を干したりするときにも道路からの視線が気になりにくくなります。

北側道路の新築戸建てのデメリット

1階の日当たりが悪くなることがある

北側道路で一番確認したいのが、1階の日当たりです。南側に住宅が近接していると、特に冬場は1階のLDKまで日差しが入りにくくなることがあります。

ただし、南側に庭などの空間が確保されていたり、2階リビングになっていたりすれば、北側道路でも十分に明るい住宅があります。

「北側道路だから暗い」と道路方位だけで判断しないことが大切です。

玄関側が暗くなりやすい

北側に玄関を配置することが多いため、玄関やアプローチは日陰になりやすくなります。特に冬場は日が当たりにくくなるため、完成物件なら玄関周辺の明るさも確認しておきましょう。

駐車スペースに制約が出ることもある

北側に玄関と駐車スペースを配置するため、敷地の間口や間取りによっては駐車スペースが狭くなることがあります。

車を2台所有している場合などは、駐車可能台数だけではなく、実際の停めやすさや玄関までの動線も確認しておきたいところです。

近年の猛暑では「南道路=絶対に良い」とも限らない

住宅は「日当たりが良いほど良い」と考えられがちですが、近年は夏の暑さが厳しくなっています。

南側に大きな窓がある住宅では、日差しが室内に入り、夏場の室温が上がることもあります。

もちろん、現在の新築戸建ては断熱性能や窓の性能も向上しているため、単純に「南道路は暑い」「北側道路は涼しい」ということではありません。

これからの住宅選びでは、冬の日当たりだけでなく夏の日差しも考えて選ぶことが大切です。

南道路というだけで高い物件を選ぶのではなく、価格や間取り、断熱性能なども含めて比較してみましょう。

北側道路の新築戸建てを見るときのポイント

北側道路の物件で特に確認したいのは、南側にどのくらい空間があるかです。

南側の建物との距離が確保されていれば、北側道路でも十分に日差しが入ることがあります。

反対に、南側に建物が近接していれば、1階は暗くなりやすくなります。

  • 南側の建物との距離
  • LDKの位置と窓の向き
  • バルコニーの日当たり
  • 周辺の建物の高さ
  • 実際の室内の明るさ

完成している新築戸建てなら、図面だけで判断せず、実際に室内へ入って明るさを確認するのが一番です。

南道路と北側道路はどちらがいい?

南道路と北側道路のどちらが良いかは、何を重視するかによって変わります。

日当たりを最優先するなら、南道路は魅力的です。

一方、北側道路でも十分に明るく、南道路より価格が抑えられているのであれば、北側道路を選ぶメリットはあります。

また、道路からLDKが見えにくいなど、北側道路の方が暮らしやすいと感じる方もいるでしょう。

「南道路だから良い」「北側道路だから悪い」と決めず、実際の物件を比較することが大切です。

まとめ

北側道路の新築戸建ては、南側の建物との距離によっては日当たりが悪くなることがあります。

一方で、南道路より価格が抑えられていることや、道路からLDKが見えにくくプライバシーを確保しやすいことはメリットです。

さらに近年は夏の暑さも厳しくなっているため、日当たりが良ければ良いとは一概に言えなくなっています。

新築戸建てを選ぶときは道路の方角だけで判断せず、日当たり・間取り・価格・プライバシー・夏の暑さまで含めて比較してみましょう。

北側道路でも条件の良い新築戸建ては十分にあります。

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