希望の住まいを見つけるための9つの基準を知ろう!中編

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梅澤 英孝

筆者 梅澤 英孝

不動産キャリア19年

あなたに「この住まいを買って本当によかった」と言って頂きたい!

前編では、条件の整理・予算の組み方・家や土地の必要な広さについてご紹介しました。

中編の今回は、エリア・環境・法規についてご紹介します。


家探しの基準④ どんなエリアに住みたいか考える


静かな住宅街に建つマンション


快適なマイホーム生活を送るためには、家のことだけでなく住むエリアについて考えることも重要です。例えば、まだお子さんが小さいならご主人の通勤時間を考えて探す、お子さんが小学生や中学生なら転校させずに済むように学区内で探すなどの方法があります。

 

また、通勤通学のしやすさとは別に、スーパーやコンビニなど買い物しやすい商業施設が多いところが良い、最寄り駅やバス停から近いところが良いなど、利便性を重視するケースもあります。

利便性重視の場合は、商業施設だけでなく病院・金融機関・役所など、生活に欠かせない施設がどの辺りにあるのかも気になるところでしょう。

 

もちろん、近所にほしい施設が全部あり、駅までの距離とご家族の理想の通勤通学時間も希望通りになる家を探すのはなかなか大変です。

そのため住みたいエリアを考える時は、家探しの基準①でご紹介したように、譲れない条件譲れる条件を分けて優先順位をつけましょう。


家探しの基準⑤ 周辺環境をチェックする


「家そのものの条件が良くて、近所にあると嬉しい施設もあるけれど、近くに交通量が多い道路が通っていて排気ガスや騒音が気になる…」

このように、家探しでは周辺環境がマイナスポイントとなることも少なくありません。

1日や2日くらいなら我慢できても、ずっと住み続けるなら少しでも住みやすい環境の中で暮らしたいですよね。

そのため、周辺道路の交通量、歩道の幅、公園の有無、通学路の安全性など、物件周辺の環境は入念に確認しましょう。

 

また、家の隣に空き地や駐車場がある場合、将来そこに新しく家やビルなどが建つと日当たりが悪くなる可能性があります。

そのことも踏まえて、隣が空き地や駐車場でなくなっても日当たりは問題なさそうか考えましょう。


家探しの基準⑥ 法規を知る


建築基準法の本


用途地域や市街化調整区域・防火地域・絶対高さの制限など、建築物に関する決まりは多々あります。

もし建物を建てる時に何も制限がなければ、家の隣に夜遅くまで賑わう繁華街ができたり、大きな機械音が響く工場ができたりすることとなります。

三方向を高層ビルに囲まれてしまえば、真昼でも電気を点けないと過ごせないくらい日当たりが悪い家となるでしょう。

そうなると、とても快適に暮らせる環境ではなくなりますよね。

 

建築関係の法規は、先述のような無計画な街づくりを行わず、誰もが暮らしやすく秩序が保たれる街をつくるために欠かせないものなのです。

購入を希望する家や土地にはどんな法規が関係しているかについては、不動産会社の担当者までぜひお尋ねください。


まとめ


エリア・環境・法規の確認を中途半端にしてしまうと、「こんなはずではなかった」と後悔してしまう可能性が高くなります。

家探しの際は、ぜひこのポイントも忘れずにご確認ください。

次回は、道路の方向・道路の広さ・現地確認についてご紹介します。

 

横浜市保土ケ谷区で一戸建て・マンション・土地の購入をご検討中なら、当社までぜひご相談ください

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