土地探しで外せない土地の現状確認・資金・住宅ローン申込のポイント
マイホームを購入する方の中には、一からこだわりが詰まった家を造りたいと希望する方もいらっしゃいます。そのためにはまず土地探しから始めますが、その際にはいくつかポイントがあります。
今回は、土地の現状確認・資金・住宅ローン申込におけるポイントをご紹介します。
土地を探す時は現状を確認する
土地は大きく分けると、古い家屋が建ったまま売られている古家付きと、何も建っておらずまっさらな状態で販売されている更地があり、それぞれ以下のような特徴があります。
・古家付き土地は土地代以外にも古家の解体費用が別途必要
・上下水道・ガスなどライフラインの引き込みの有無
(引き込みがされていなければ別途引き込み費用が必要)
・建築時擁壁工事の必要性の有無
(必要であれば、別途擁壁補修工事の費用が発生)
※擁壁…道路より高い敷地に家を建てる際、崖崩れや盛り土の側面が
崩れないようにコンクリートブロックや石などで造る壁のこと。
また、土地購入の際は地積測量・道路査定・地積更生など境界に関する確認も必要ですが、地積測量以外の2つは実施されずに売り出されているケースもあります。そのような土地を購入する際は、道路査定や地積更正の実施費用もかかることを覚えておきましょう。
土地購入から家が完成して引き渡しまでのお金の流れを把握しよう
建売住宅を購入する場合、決済は売買契約が完了したあとの1回ですが、土地を購入して家を建てる場合は、土地を買った時と建物が完成したあとの2回となります。そして、土地に関する費用と建物に関する費用は、それぞれ以下のような項目が必要です。
・土地に関する費用
土地売買契約時の手付金、決済時の諸費用・残金(土地代-手付金)
・建物に関する費用
設計料(設計事務所に依頼する場合)、建築請負契約時の契約金、
着工時や建築中の中間金、建物が完成し引き渡し時に支払う残金
(建築費-契約金・着工時・中間金)・諸費用
また、お金も決済時にまとめて支払うのではなく、総額の6~7割の金額は契約時・着工時・建築中と何段階かに分けて支払うことがあります。そのため、各支払いのタイミングを迎えた時に資金不足とならないよう、計画は綿密に立てましょう。
住宅ローンの申込時は建物の概要が必要
マイホーム購入のために欠かせない住宅ローンですが、その際申込時に建物の概要が必要です。
建物の概要とは、間取り図(配置・立面・平面図)と見積書のことです。
ただし、どちらの書類も完成するのは建築の打ち合わせ後となるため、土地の決済までに打ち合わせが終わっていないと住宅ローン申込までかなりハードスケジュールとなりかねません。
また、申し込む金融機関によっては建築請負契約書が必須のところもあるため、土地購入後に建築を依頼するハウスメーカーを探そうと考えていると住宅ローン申込に間に合いません。
そして住宅ローンのポイントとしてもう一つ考えていただきたいのが、つなぎ融資のことです。住宅ローンは、基本的に土地・建物の決済時に必要な資金を融資してもらうもので、それ以外の費用は自己負担となります。
ですが、自己負担分で足りない時は、その分をつなぎ融資として借り入れることも可能です。
※つなぎ融資…正式な住宅ローンが融資されるまでの間、金融機関から貸し
てもらうお金のこと。
ただし、金融機関によってはつなぎ融資を取り扱っていないところもありますので、その点もしっかりご確認ください。また、借り入れることができたとしてもその分毎月の返済額が増えるため、それでも無理なく支払えるかどうか考慮することも忘れないでくださいね。
まとめ
今回ご紹介したポイントは、いずれも土地探しにおいて欠かすことができない大切な項目です。購入後に後悔しないためにも、これから土地探しをされる方はぜひ参考にしてみてください。
横浜市保土ケ谷区の土地探しは、当社までぜひご相談ください。