資産価値が高い一戸建てとは?土地・建物の見極めポイントをご紹介
一戸建ての資産価値は、その構成要素である「土地」と「建物」が、それぞれどの程度の価値と評価されるかで決まってきます。
一戸建てを購入する前に、それぞれの資産価値を見極めるポイントを知っておきましょう。
一戸建てを購入する際、資産価値が高い土地を見極めるポイント
土地の資産価値は、立地の良さが大きく影響します。
具体的に、どのようなことが評価に影響するのかを見ていきましょう。
〈交通アクセスや接道の利便性〉
例えば、駅やバス停が近いなど、交通アクセスが便利な土地は高く評価されます。
また、スーパーや病院、学校など普段利用する施設から近い土地も資産価値が高くなります。
さらに、土地に接している道や近くの道路の条件も重要です。
建築基準法上の「道路」と認められるためには原則として幅員が4m以上必要であり、また、道路の幅が狭いと車が通りにくく不便なだけでなく、消火活動にも支障をきたしかねないため、道路の幅は4m以上あるとよいとされています。
〈広さや形、地盤の強さ〉
広すぎても狭すぎても住みにくいので、手ごろな広さが理想です。
また、不整形地は希望する建物を建築できない場合があるため、整形地よりも資産価値は低くなります。
さらに、地盤の強さも重要で、沼地や田畑など地盤が弱い土地では補強工事が必要な場合もあります。
その工事費用は買主負担となるため、地盤が弱い土地は需要が少なくなり、資産価値も低くなってしまうでしょう。
〈災害が起きやすいか、防災設備〉
国土交通省が提供する「ハザードマップポータルサイト(http://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/)」を見ると、物件が所在している場所の災害リスクが高いかどうかがわかります。
災害発生の可能性が高い場所は資産価値が低くなるため、購入を検討している一戸建てがある場合は、その場所の災害危険度をチェックしてみましょう。
一戸建ての購入の際、資産価値が高い建物を見極めるポイント
土地だけではなく、建物の評価も一戸建て全体としての価値に影響するので、資産価値を見極めるポイントを知っておきましょう。
〈基本性能〉
建物の構造、梁や柱など使用している素材は変えることが難しいため、重要視されるポイントです。
また、防犯設備、床暖房、照明などの設備が良いとプラス評価にはなりますが、これらは自分で変えたり付け加えたりできるので、なくてもマイナス評価にはなりません。
そのため、自分で変えることができない構造や素材の耐久性などの基本性能の方が、資産価値の評価において重視されます。
〈間取りや広さ、日当たり、風の通りなど〉
家族ごとに住みやすい間取りや広さがあるので、一戸建ての購入を考える際には、家族にとって住みやすい間取りや広さであることが大切です。
また、日当たりが良い場所、窓の設備により風通りが良い建物は、資産価値の評価が高くなります。
〈リフォームのしやすさ〉
購入後にリフォームやリノベーションをする方は多いです。
そのため、リフォームしやすい建物は需要が多く、建物の評価にも影響します。
例えば、浴室やトイレがリフォーム可能か、建物の構造と住宅設備が切り離されて建築されているかなどがチェックポイントです。
まとめ
将来売る可能性も見据えて一戸建ての購入を検討している方は、資産価値を見極めたうえで購入を決めることをおすすめします。
土地の資産価値を見極めるには、広さや整形・不整形など土地自体の属性に加え、周辺環境の良さや災害リスクをチェックすることがポイントです。
建物は、構造や梁・柱の素材の耐久性といった基本性能に加え、快適性やリフォームなどのしやすさをチェックしましょう。
私たちコノミハウジングでは、横浜市保土ヶ谷区を中心とした不動産情報を豊富に取り扱っております。
気になる物件がございましたら、お気軽にお問い合わせください。