不動産売却前に要チェック!意外と多い必要書類
不動産の売却を行うと決めたら、色々準備しなくてはいけません。
売却査定を依頼したり、仲介を依頼する不動産会社を決めたりと、やるべきことが山積みで、時には「しまった、あれを準備するのを忘れてた!」と慌ててしまうことも。
今回は、不動産売却で必要な書類についてご紹介します。
不動産売却に必要な書類は結構多い
不動産売却では、購入した時と同じように、必要書類がたくさんあります。
売却する不動産物件が一戸建てなのかマンションなのかによって、必要書類も変わりますが、おおむね共通しています。
では、実際にどんな書類が必要なのか見てみましょう。
《一戸建て・マンション共通の必要書類》
・不動産売買契約書
・重要事項説明書
・登記識別情報(※2006~2008年時に登記識別情報へ切り替えていない場合は、登記済権利証を用意)
・固定資産評価証明書と固定資産税納税通知書
・建築確認済証や建築設計図書など
・住宅性能評価書または既存住宅性能評価書
・住宅ローン残高証明書
・住民票と印鑑証明書(発行日から3ヶ月以内のものを用意)
・売主様の本人確認ができる身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)
・金融機関の口座情報(売却代金を振り込んでもらうため)
《一戸建ての必要書類》
・土地測量図や境界確認書(お隣さんの許可を得た上で作成が必要)
《マンションの必要書類》
・管理規約書・使用細則・マンション維持管理のための費用が判る書類など
上記のように、これだけたくさんの書類が必要だということがお解りいただけたでしょうか。
売買契約書は不動産会社が用意するケースが多いため、あまり忘れることはありませんが、その他の書類は売主様がご自分で用意しなくてはいけません。
忙しい合間を縫って1~2日で全て揃えることはかなり難しいため、ゆとりを持ってスケジュールを組みましょう。
必須ではないけれど不動産売却であると良い書類は?
先ほどは、不動産売却に向けて必要な書類をご紹介しましたが、今度は『必須ではないけれど、あると良い書類』もご紹介しましょう。
それは、耐震診断報告書やアスベスト使用調査報告書などです。
これらの書類は、建物の耐震性や健康上有害な影響がないかどうか証明することができるため、売主様にとっては良いPR材料となります。
また、買主様にとっても不安が大きいポイントを確認できるため、可能であれば用意することをおすすめします。
不動産売却で絶対欠かせない売買契約書の効力
ここまで、不動産売却に必要な書類をご紹介してきましたが、その中で最も重要な書類が売買契約書です。
特に、不動産会社が仲介をして行う取引は、いくら売主様と買主様が合意をしていても、売買契約書がないと契約が成立しないという厳しいルールが決められています。
取引成立後のトラブルを避けるためにも、そのことをぜひ忘れないでくださいね。
まとめ
人生でそう何度も経験することがない不動産売却。
不動産売却は全ての準備が整っていないと、スケジュール通りに進めることができなくなるため、不備がないようにしっかり確認しましょう。
横浜市保土ケ谷区で不動産売却をお考えの方は、横浜マンションライフまでぜひお問い合わせください。