不動産売却に欠かせない『売れる販売図面』を作成してもらう2つのコツ

不動産売却コラム

梅澤 英孝

筆者 梅澤 英孝

不動産キャリア21年

これまでの経験を活かして、より良いサービスを提供するよう心がけております。大切な資産である不動産を信頼してお任せいただき、安心して手続きを進めていただけるようサポートいたします。

不動産物件を売却する時、物件の宣伝方法によく利用されているものの一つがチラシです。

特にチラシは、ただポスティング用として使われるだけでなく、仲介を依頼した不動産会社に訪れた買主様へ営業担当者が紹介する資料としても使われます。

そのため、買主様がチラシを見た時に興味を惹かれるような構成になっていないと、購入を検討してもらえる機会を逃してしまいかねません。

販促用のチラシを作成するのは不動産会社ですが、買主様の興味を惹くようなものにするにはどうやって作ってもらうと良いのでしょうか。


販売図面について担当者と打ち合わせをする


販売図面について相談する担当者と売主様


チラシを作成するために使われる図面を販売図面と言い、不動産会社はここに物件写真や間取り図・物件情報・キャッチコピーなどを当てはめて作ります。

この時、販売図面の文字の大きさや写真の大きさも全て同じで目立つものがないと、買主様にインパクトを与えることができません。


また色使いが単調だったり、逆にたくさんの色を使いすぎたりすると、何をアピールしたいのかよく分からないチラシになってしまいます。

チラシを見た買主様にインパクトを与え、購入を検討してもらうためには、売主様が営業担当者と打ち合わせをすることをおすすめします。


販売図面のデザインセンスは他社のチラシからも学べる


売れる販売図面を考える担当者


営業担当者と販売図面についての打ち合わせをすすめると、「私は広告について何も知らないし…」「魅力的な広告を作れるアイディアやセンスなんてない」と心配される方もいらっしゃるでしょう。

確かにチラシはセンスの良し悪しが出やすいものですが、あまり難しく考えすぎる必要はありません。


販売図面について迷った時は、他社のチラシを参考にしてみましょう。

新聞の折り込みや自宅にポスティングされた売却物件のチラシを集めて、見比べてみてください。

どの写真が目立つように配置されているのか、キャッチコピーは何と書かれているのか、全体の色使いや間取り図の大きさなど、チラシによって違いが見えてくるはずです。


そして見比べる時の注意点は、『売主様目線ではなく買主様目線でチェックすること』です。

見比べた結果、ご自身が惹かれたポイントはどこか整理すると、営業担当者と販売図面について打ち合わせをする時にも役立つでしょう。


まとめ


販売図面の作成はセンスが問われやすい分、魅力的なチラシを作ってもらうためのアイディアを出せるかどうか不安に思うのは自然なことです。

ですが、買主様目線で魅力的だと思うポイントを押さえた販売図面が作成できたら、そのチラシを見て内覧を希望する=興味を持ってくれる買主様を増やせるきっかけになるかもしれません。

これから不動産を売却する予定の方は、ぜひ販売図面の作成について営業担当者と相談してみましょう。

 

横浜市保土ケ谷区で不動産売却を検討中の方は、当社までぜひご相談ください

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