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横浜の新築戸建て、火災保険はいくら?地震保険込みのリアルな相場

不動産購入コラム

梅澤 英孝

筆者 梅澤 英孝

不動産キャリア22年

家探しは、物件だけでなく「誰と探すか」も大切です。不動産営業=“売る仕事”と思われがちですが、私にとっては“お客様の将来を一緒に考える仕事”です。お子さまの通学や生活動線、将来のライフプランまで、一緒に想像しながら最適な住まいをご提案しています。小さなご相談でも、どうぞ気軽にお声かけください。

新築戸建てを買うと、多くの人が最初に気にするのは、住宅ローンや頭金、金利です。でも、住み始めてからじわじわ効いてくるのは、実は「毎年払い続ける固定費」だったりします。


その代表が、火災保険です。

しかも最近は、火災保険というより、“地震保険代”と言った方が近いくらい、地震保険の負担感が大きくなっています。

この記事では、新築戸建ての火災保険の相場、地震保険あり・なしの違い、実際の加入割合、保険料を抑えるポイントを、横浜エリアの感覚も交えながら解説します。

新築戸建ての火災保険の相場はいくら?

最近、新築戸建てを購入する方の火災保険見積もりを見ると、「え、こんなに高いの?」となるケースが増えています。特に横浜エリアの木造戸建てでは、以下が一つの目安です。

内容 5年一括の目安
火災保険のみ 約8万〜15万円
火災保険+地震保険 約25万〜35万円
補償を厚くした場合 35万円以上になることも

昔の感覚で「火災保険は5年で十数万円くらい」と思っていると、地震保険ありの見積もりで驚くかもしれません。

“火災保険が高い”ではなく、“地震保険が高い”

実際、火災保険だけならそこまで高くありません。

火災保険のみであれば、年間2万〜3万円前後、5年で10万円前後に収まるケースもあります。

問題は、地震保険です。


神奈川県は地震保険料が比較的高い地域です。

そのため、地震保険を付けると、5年で25万円超、条件次第では30万円超になることもあります。

「火災保険が高い」というより、「地震保険まで付けると一気に高くなる」というのが現実です。

地震保険は任意。でも、入る人は多い

地震保険は任意です。

ただし、実際には加入する人の方が多いです。

火災保険契約時の地震保険付帯率は、全国で約70%。つまり、火災保険に入る人の約7割が、地震保険もセットで加入しています。

神奈川県でも約64%となっており、新築戸建て購入時には地震保険も付ける方が多いのが現実です。

なぜ地震保険に入る人が多いのか

理由はシンプルです。

地震による損害は、火災保険だけでは補償されないからです。

例えば、以下のような被害は通常の火災保険だけでは対象外です。

・地震で家が倒壊した

・地震による火災で建物が損傷した

・津波による被害を受けた

つまり、最悪の場合、「家はない。でも住宅ローンだけ残る」という状態になります。

だから、みんな悩みながらも地震保険に加入します。

特に住宅ローンを組む20代〜40代は、「払わない勇気」より「払う安心」を選ぶ方が多い印象です。

保険料は何で変わる?

火災保険料は、単純に「家の価格が高いから高い」というものではありません。

主に以下の要素で変わります。

① 建物構造

これはかなり大きいです。

最近の新築戸建てでは、省令準耐火や耐震等級取得などにより、保険料が抑えられるケースがあります。

特に省令準耐火は保険料差が大きく、同じ木造でも数万円変わることがあります。

② 地域・災害リスク

川沿い、ハザードマップ浸水エリア、土砂災害警戒区域などは、保険料が高くなる傾向があります。

逆に、高台や災害リスクが低い住宅地では、保険料を抑えやすい傾向があります。

③ 地震保険を付けるか

ここが最も大きいです。

火災保険だけならそこまで高額ではありませんが、地震保険を付けると一気に保険料が上がります。

最近の新築戸建ては、保険料で有利になることもある


ただ、少し希望もあります。

最近の新築戸建ては、昔の住宅に比べて建物性能がかなり上がっています。

・耐震等級3

・長期優良住宅

・省令準耐火

こうした性能があることで、地震保険料や火災保険料を抑えられるケースがあります。

耐震等級3の場合、地震保険料が最大50%割引になることもあります。

同じ木造でも、「ただの木造」と「性能の高い木造」では、保険料が別物レベルで変わることがあります。

実は“安い建売”ほど固定費の確認が大事

最近は住宅価格高騰で、「月々を抑えたい」という相談が本当に増えました。ただ、ここで見落としやすいのが、住んだ後のお金です。

・火災保険

・地震保険

・固定資産税

・修繕費

・光熱費

購入時だけ安く見えても、毎年の固定費が重いと、あとで家計が苦しくなります。

これからの住宅選びでは、物件価格だけでなく、「その家に住み続けられるか」まで考えることが大切です。

火災保険を安くするコツ

① 省令準耐火か確認する

営業担当へ「省令準耐火ですか?」「地震保険割引はありますか?」と確認しましょう。

② 複数社で見積もりを取る

同じ条件でも、保険会社によって数万円単位で差が出ることがあります。

③ 補償内容を見直す

水災補償や家財補償などを調整すると、保険料を抑えられる場合があります。

ただし、水災補償を外す場合は、必ずハザードマップを確認しましょう。

まとめ

新築戸建ての火災保険は、火災保険のみなら5年で約8万〜15万円前後が一つの目安です。一方で、地震保険を付けると、5年で約25万〜35万円前後になるケースが一般的です。


そして実際には、多くの方が地震保険にも加入しています。住宅購入では、物件価格や月々の返済に目が行きがちです。

でも本当に大事なのは、

「住み始めてからの固定費」かもしれません。

物件価格だけで家を選んでませんか?

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