流れを把握し、ライフプランに合わせた中古マンション購入を
人生で最も大きなお買い物となる不動産購入は、誰もが何度も経験することではありません。
そのため、分からないことが多いのは当然です。
今回は、中古マンション購入において、物件探しから引き渡しまでの流れを簡単にご紹介します。
流れを把握したうえで、ご自身のライフプランに適した資金計画を立てましょう。
1.中古マンション購入・物件との出会い
ライフプランをもとに資金計画を
いくら間取りや設備が良く素敵な中古マンションが見つかっても、予算をオーバーしていては購入することはできません。
まずはいくらくらいの物件なら買うことができるのか、ご自身の収支やライフプランを見直して、予算を決めましょう。
住宅ローンを組める金額は、大まかに言って年収の5～7倍と言われています。
そのため購入費用の総予算は、この額に貯金や援助費用などを足した額となります。
他にも、登記費用や事務手数料などの「諸費用(物件価格の7～10％程度）」、
月々の管理費や修繕積立金、毎年の固定資産税といったコストも資金計画の重要なポイントです。
そのため、ローン返済の他にこうした費用の支払いは無理なくできるのかも考える必要があります。
将来にわたって住居費にはいくら充てられるのかを把握するには、現在～将来までのキャッシュ・フロー表を作成すると分かりやすいでしょう。
物件探し
ライフプランと照らし合わせて予算が決まれば、インターネットで予算や間取り等の希望条件から物件検索ができます。
合わせて仲介を依頼する不動産会社も選定します。
条件にあった物件が見つかったら内覧に行き、物件の管理状態や資産価値、建物の耐震性能等も併せてチェックしましょう。
2.中古マンション購入の申し込み
申し込みとローン事前審査
予算や間取りなどの希望にあった中古マンションが見つかったら、申し込みを行います。
希望者が多い場合は、申込書を出した順に売主との交渉権が与えられますので、「買おう！」と決めたらなるべく早めに申込書を提出します。
申し込み時にローンの事前審査が行われることも覚えておきましょう。
ただ、申込時に事前審査をすると審査が通るまでの間に、 すでに審査済みの方に物件を取られてしまう恐れがあるため、
ローン事前審査は資金計画のときに行うのがベストです。
事前審査では、年収や勤続年数・債務状況などが調べられ、きちんと返済できそうな人物かどうかを調べられます。
その期間は、およそ1週間程度を見ておけば良いでしょう。
詳しくはローン事前審査の必要性と必要書類をご覧下さい。
3.中古マンション購入の売買契約
売買契約
事前審査を通過して売主との交渉がまとまれば、次はいよいよ売買契約です。
不動産会社の宅地建物取引士により重要事項説明が行われ、その内容に問題が無ければ売買契約を結びます。
住宅ローン本審査
契約を結んだら住宅ローン本審査に入り、ローン契約者の健康状態と物件の価値をチェックされます。
審査にかかる期間はおよそ2週間～1か月程度と金融機関によって異なり、万が一審査を通過しなかった場合は、売買契約は白紙に戻ることになります。
3.中古マンション購入の決済・引き渡し
ローン契約
本審査が通ったらローン契約を結び、融資の実行日が決定されます。
ローン契約から実行日までは最短で3～4日です。
実行日に合わせて決済・引き渡しが行われます。
決済・引き渡し
決済・引き渡しの手続きはローンを組んだ金融機関で行われ、所要時間は1～2時間程度です。
売主と買主、仲介した不動産会社や金融機関の担当者、登記を行う司法書士が同席します。
物件の鍵を受け取り、司法書士の登記手続きが完了すれば、マンションは名実ともに買主のものとなります。
おわりに
中古マンション購入の流れをご紹介しました。
購入では、最初にライフプランを点検し、物件予算を決めることが最も重要なプロセスとなります。
横浜マンションライフでは、お客様のライフプランに合わせた資金計画のご相談も受け付けております。
保土ケ谷区の中古マンション購入は、弊社にご相談下さい。
