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新しい畳はカビが生えやすい?新築住宅で注意したい原因と予防・掃除方法を解説

不動産購入コラム

梅澤 英孝

筆者 梅澤 英孝

不動産キャリア22年

家探しは、物件だけでなく「誰と探すか」も大切です。不動産営業=“売る仕事”と思われがちですが、私にとっては“お客様の将来を一緒に考える仕事”です。お子さまの通学や生活動線、将来のライフプランまで、一緒に想像しながら最適な住まいをご提案しています。小さなご相談でも、どうぞ気軽にお声かけください。

新しい畳はカビが生えやすい?新築住宅で注意したい原因と予防・掃除方法を解説

新築住宅の和室は、い草の香りがして気持ちがいいですよね。しかし、実は新しい畳ほどカビが発生しやすいことをご存じでしょうか。


「新築だから安心」と思っていても、梅雨や夏場の湿気が続くと、数週間で白いカビが発生してしまうことがあります。これは畳の品質が悪いというよりも、新しいい草が持つ吸湿性や、日本の高温多湿な気候が原因になることが多いです。

この記事では、

  • 新しい畳にカビが生えやすい理由
  • 畳のカビを防ぐ方法
  • カビが生えてしまった時の掃除方法
  • 新築住宅で特に気を付けたいポイント

について解説します。

新しい畳にカビが生えやすい理由

新しい畳にカビが生えやすい理由は、い草が新鮮で湿気をよく吸収するからです。

い草は湿気を吸う天然素材

畳に使われるい草には、空気中の湿気を吸ったり吐いたりする調湿機能があります。これは本来、日本の気候に合った優れた特徴です。


しかし、梅雨時期や夏場のように湿度が高い日が続くと、畳が必要以上に湿気を含んでしまい、カビが発生しやすい環境になります。特に新しい畳は、古い畳に比べて吸湿力が高いため注意が必要です。

カビは温度20〜30度・湿度75%以上で発生しやすい

一般的にカビは、温度20〜30度、湿度75%以上の環境で発生しやすいといわれています。新築住宅は気密性が高く、昔の住宅よりも室内に湿気がこもりやすい場合があります。


さらに完成直後の住宅では、建材やクロス、コンクリートなどに含まれる水分が残っていることもあり、入居後しばらくは室内の湿度が高くなりやすいです。そのため、新築住宅の和室では、入居後の湿度管理がとても大切になります。

新しい畳のカビを防ぐ方法

新しい畳のカビを防ぐために大切なのは、日ごろから湿気をためないことです。

毎日換気する

まず意識したいのは換気です。窓を2か所開けて風の通り道を作るだけでも、室内の湿気は逃げやすくなります。

エアコンの除湿運転や除湿機を使う

梅雨時期や雨の日が続く場合は、エアコンの除湿運転や除湿機を使うのも効果的です。湿度計を置いて、室内の湿度が高くなりすぎていないか確認すると安心です。

家具を壁から少し離す

家具を壁にぴったり付けてしまうと、空気が流れにくくなり湿気がこもります。タンスや収納家具を置く場合は、壁から少し離して設置しましょう。

畳の上に布団を敷きっぱなしにしない

畳の上に布団を敷きっぱなしにするのも避けたいポイントです。人は寝ている間に汗をかくため、布団には多くの湿気が含まれます。


布団を敷いたままにしておくと、その湿気が畳に移り、カビの原因になります。毎日畳んだり、立て掛けたりして、畳と布団の両方を乾燥させることが大切です。

長期間留守にする時は新聞紙や除湿シートを利用する

長期間家を空ける場合は、畳の上に新聞紙や除湿シートを敷いておく方法もあります。ただし、敷きっぱなしにしたまま長期間放置すると、逆に湿気がこもることもあるため、定期的な確認も必要です。

畳にカビが生えてしまった時の掃除方法

万が一、畳にカビが生えてしまった場合は、慌てずに正しい方法で掃除しましょう。

  1. マスクとゴム手袋を着用する
  2. 乾いた雑巾やお掃除シートで表面のカビを取る
  3. 畳の目に沿ってブラシで軽くかき出す
  4. 消毒用エタノールを布に吹き付けて拭く
  5. 換気や除湿でしっかり乾燥させる

マスクとゴム手袋を着用する

まず、マスクとゴム手袋を着用します。カビの胞子を吸い込まないようにするためです。

乾いた布で表面のカビを取り除く

次に、乾いた雑巾やお掃除シートで、表面に見えるカビをやさしく取り除きます。この時、最初から掃除機を使うと、カビの胞子が室内に舞い上がってしまう可能性があるため注意しましょう。

畳の目に沿ってブラシでかき出す

表面のカビを取り除いたら、畳の目に沿ってブラシで軽くかき出します。強くこすりすぎると、い草を傷めてしまうため、やさしく行うことが大切です。

消毒用エタノールで拭く

その後、消毒用エタノールを布に吹き付け、畳の目に沿って拭き取ります。畳に直接大量のエタノールを吹きかけるのではなく、布に含ませて使うと安心です。

最後にしっかり乾燥させる

最後に、窓を開けたり除湿機を使ったりして、畳をしっかり乾燥させます。湿った状態のままにしてしまうと、再びカビが発生する原因になります。

やってはいけない畳のカビ掃除

  • 水拭きだけで済ませる
  • 漂白剤を使う
  • 強くこすりすぎる
  • 濡れたまま放置する

畳のカビ掃除で避けたいのは、水拭きだけで済ませることです。水分を与えることで、かえってカビが増えやすくなる可能性があります。


また、漂白剤を使うと畳が変色することがあります。強くこすりすぎることも、畳の表面を傷める原因になります。


畳はデリケートな素材なので、掃除の際は「乾かす」「やさしく取り除く」「湿気を残さない」ことを意識しましょう。

新築住宅では入居後しばらく特に注意

新築住宅では、入居後しばらくの間、室内の湿度が高くなりやすいことがあります。建物自体がまだ完全に乾燥しきっていない場合や、気密性が高い住宅で空気がこもりやすい場合があるためです。


特に梅雨から夏にかけて入居する場合は、和室の畳にカビが生えやすくなります。新築だから大丈夫と思わず、最初の数か月は意識的に換気や除湿を行いましょう。

まとめ

新しい畳は、品質が悪いからカビが生えるわけではありません。新しいい草は湿気をよく吸うため、梅雨や夏場のように湿度が高い時期にはカビが発生しやすくなります。


特に新築住宅では、建物の湿気や高い気密性によって、室内に湿気がこもりやすいことがあります。畳のカビを防ぐためには、日ごろから換気を行い、エアコンの除湿運転や除湿機を活用することが大切です。


また、布団を敷きっぱなしにしない、家具を壁から少し離すなど、空気の流れを作ることも効果的です。万が一カビが生えてしまった場合は、マスクや手袋を着用し、乾いた布やブラシでやさしく取り除き、消毒用エタノールで拭いた後にしっかり乾燥させましょう。


新築住宅の和室をきれいに保つためには、畳の特性を知り、湿気をためない暮らし方を意識することが大切です。

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