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東京23区の新築戸建てが平均1億3,341万円に|横浜市の住宅価格にも上昇の波

不動産購入コラム

梅澤 英孝

筆者 梅澤 英孝

不動産キャリア22年

家探しは、物件だけでなく「誰と探すか」も大切です。不動産営業=“売る仕事”と思われがちですが、私にとっては“お客様の将来を一緒に考える仕事”です。お子さまの通学や生活動線、将来のライフプランまで、一緒に想像しながら最適な住まいをご提案しています。小さなご相談でも、どうぞ気軽にお声かけください。

東京23区の新築戸建てが平均1億3,341万円に|横浜市の住宅価格にも上昇の波

2026年8月、東京23区の新築戸建て平均価格が 1億3,341万円 となり、過去最高を更新しました。東京23区の平均価格が1億3,000万円を超えるのは初めてで、 最高額の更新は2カ月連続です。


さらに東京都全体でも新築戸建て価格は上昇しており、 住宅価格の高騰はマンションだけではなく、戸建てにも広がっています。


そして、横浜市で新築戸建てを探している方にとっても、 このニュースは決して無関係ではありません。


神奈川県の新築戸建て価格も上昇しており、 東京の住宅価格高騰が続くなか、 横浜市を含めた周辺エリアの価格にも注目する必要があります。


今回は、東京23区の新築戸建て価格が1億3,000万円を超えた背景と、 横浜市で新築戸建てを探す方への影響について解説します。

東京23区の新築戸建てが1億3,341万円に

2026年8月に販売された東京23区の新築戸建て平均価格は、 1億3,341万円 となりました。


また、東京都全体の平均価格も 6,940万円 となり、いずれも2カ月連続で過去最高を更新しています。

2026年8月の新築戸建て平均価格

東京23区: 1億3,341万円

東京都全体: 6,940万円

東京23区では「マンションが高い」という話を聞くことが多くなりましたが、 現在では新築戸建ても1億円を大きく超える価格水準になっています。


一般的な会社員世帯が東京23区で新築戸建てを購入するハードルは、 以前よりかなり高くなってきたといえるでしょう。

なぜ東京の新築戸建てはここまで高くなったのか

新築戸建て価格が上昇している理由の一つが、 土地価格の上昇 です。


戸建て住宅は土地と建物をセットで購入するため、 土地の仕入れ価格が上がれば販売価格にも大きく影響します。

さらに、建築資材や住宅設備、人件費などの建築コストも上昇しています。


土地が高くなり、建物を建てる費用も高くなる。 この二つが重なることで、新築戸建ての販売価格は上がりやすくなります。


また、東京都心では新築マンション価格も高騰しています。


マンションを検討していた方が価格の高さから戸建てに目を向けるケースもあり、 東京都内では戸建て住宅への需要も価格を支える要因の一つになっています。

神奈川県の新築戸建ても過去最高水準へ

注目したいのは、住宅価格の上昇が東京都だけで起きているわけではないことです。


2026年7月の神奈川県の新築戸建て平均価格は 5,571万円。 前月から4.9%上昇し、東京都とともに過去最高を更新しました。


さらに8月も、神奈川県の新築戸建て価格は前月から上昇しています。

「東京だけ住宅が高くなっている」という状況ではありません。

東京の住宅価格が上昇する一方、 その周辺に位置する神奈川県でも新築戸建て価格が上昇しています。

横浜市周辺の新築戸建ても上昇傾向

横浜市については、調査会社によって対象となる物件や集計方法が異なるため、 数字を見るときには注意が必要です。


例えば2026年7月の 横浜市・川崎市を合わせた新築戸建ての平均登録価格は5,718万円 となり、前月から1.1%上昇しています。


6月は5,656万円だったため、こちらの調査でも価格上昇が確認できます。


東京23区の1億3,341万円と単純に比較できる統計ではありませんが、 横浜周辺でも新築戸建て価格が上がっているという方向性は共通しています。


横浜市で実際に物件を探している方も、 数年前と比較して「新築戸建てが高くなった」と感じる場面は 増えているのではないでしょうか。

東京の価格高騰は横浜市にも無関係ではない

東京23区の平均価格が1億3,000万円を超えたからといって、 横浜市の新築戸建てがすぐに同じような価格になるわけではありません。


ただ、東京と横浜の住宅市場は完全に別々ではありません。


東京都内で新築戸建てを探していた方が、

✓ 予算に合わない

✓ 同じ予算ならもう少し広い家が欲しい

と考えれば、通勤圏である神奈川県や横浜市まで エリアを広げることがあります。


東京都内の住宅価格が上昇すれば、 こうした需要が周辺地域へ広がっていく可能性があります。


東京の住宅価格上昇は、横浜市で家を探す人にとっても 無視できない動きなのです。

横浜市は18区で価格差が大きい

一方、横浜市で新築戸建てを探す際に知っておきたいのが、 同じ横浜市でも価格帯が大きく違う ということです。


横浜市には18区があり、駅や地域によって土地価格が大きく異なります。


横浜駅やみなとみらいに近い地域、 東京都心へのアクセスに優れた地域、 駅徒歩圏の物件などは価格が高くなりやすくなります。


反対に、駅からの距離を少し広げたり、 探す地域を変えたりすることで、 同じ予算でも土地や建物の広い新築戸建てが見つかることがあります。

横浜市で比較したい主な条件

  • 購入予算
  • 通勤・通学時間
  • 駅からの距離
  • 土地面積
  • 建物面積
  • 周辺の生活環境

そのため横浜市では、最初から一つの区だけに限定するのではなく、 予算・通勤時間・駅距離・土地面積・建物面積などの優先順位を決めて、 複数のエリアを比較することも大切です。

東京23区が高くなれば横浜市の魅力はさらに高まる?

東京23区の平均価格が 1億3,341万円 という水準まで上昇すると、 横浜市との価格差は非常に大きくなります。


もちろん東京23区と横浜市では立地条件が違うため、 価格だけで単純に比較することはできません。


それでも、東京都心へ通勤できる距離にありながら、 東京23区より予算を抑えて新築戸建てを探せることは 横浜市の大きな特徴です。


同じ予算でも、エリアを変えることで土地を広くしたり、 建物面積を確保したり、 駐車スペースのある住宅を選べたりする可能性があります。


東京の住宅価格がさらに上昇すれば、 横浜市を住宅購入の候補として考える方が増える可能性もあります。

住宅価格だけでなく金利上昇にも注意

もう一つ考えておきたいのが、 住宅ローン金利 です。住宅価格が上がっているうえに住宅ローン金利まで上昇すると、 購入者の負担はさらに大きくなります。


今後も住宅価格の高値傾向が続く可能性がある一方で、 金利上昇による買い控えの動きにも注意する必要があります。

「今は高いから、価格が下がるまで待とう」

と考える方もいると思います。

しかし、住宅価格が少し下がったとしても、 その間に住宅ローン金利が上昇すれば、 結果として住宅購入にかかる負担が思ったほど下がらないこともあります。


逆に、金利上昇によって購入者が減れば、 住宅価格の上昇が落ち着く可能性もあります。


今後は 住宅価格と住宅ローン金利の両方を見ること が、これまで以上に重要になります。

価格が下がるまで待てばいいとは限らない

東京23区の新築戸建てが1億3,341万円、 神奈川県でも過去最高水準となると、


「今は買わない方がいいのでは?」


と思うかもしれません。もちろん、住宅価格が上昇しているからといって 焦って購入する必要はありません。


ただし、数年待てば必ず住宅価格が安くなるとも限りません。土地価格、建築費、人件費、住宅ローン金利など、 住宅価格を取り巻く環境は大きく変化しています。

大切なのは相場だけを見て購入時期を決めることではなく、 「自分たちの予算で無理なく購入でき、希望条件に合った住宅があるかどうか」です。

まとめ

2026年8月、東京23区の新築戸建て平均価格は 1億3,341万円 となり、2カ月連続で過去最高を更新しました。


そして住宅価格の上昇は東京だけではありません。 神奈川県でも新築戸建て価格は高い水準となっており、 横浜市周辺でも価格上昇の動きが見られます。


東京の住宅価格が上昇すれば、 横浜市まで住宅を探すエリアを広げる方が増える可能性があります。


一方、横浜市は18区あり、 エリアによる価格差も大きな都市です。これから新築戸建てを探す場合は、 一つの地域だけで判断するのではなく、 住宅価格・エリア・広さ・交通利便性、そして住宅ローン金利まで含めて比較すること が大切です。


東京23区の新築戸建てが平均1億円を大きく超えた今、 横浜市の新築戸建て価格が今後どのように動いていくのかにも注目です。

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